でも海外へ赴任することになるのは商社の男性や外交官だけではありません。
銀行、海外に進出している小売業など、世の中はどんどんグローバルになっています。
ただ、仕事で海外へ行くというのは、想像以上に大変なものがあります。
今回は私のお友だちである海外駐在員の奥様のご紹介です。
夫:銀行勤務
妻:専業主婦
都市銀に勤める夫についてインドネシアで生活(現在は帰国)。運転手付きの車、メイドさんと、想像通りの暮らしをしていたそうです。ただ、これはその国が政情不安定だったこともあり、ひとりできままな外出ができなかったからだそう。一見リッチで優雅な生活に見えますが、本人は窮屈で日本へ早く帰りたかったそうですよ。とにかく海外で暮らすというのは、旅行と違って、その国のいいところよりも悪いところとつき合わなくてはならないもの(特に仕事で海外へいく場合)だそうです。エネルギーとパワー溢れる女性でないと難しいとか。(現に離婚し日本へ帰る奥様もいるそう)
夫:某有名デパート勤務
妻:専業主婦
イタリアで生活。奥様は英語が堪能で、生活に必要な最低限の語学力があったのですが、それでも半年は辛い生活だったそうです。知り合い、友達がいない、生活習慣が違う(彼女はアメリカで暮らした経験はあるのですが)ことによるストレスなど、相当なものだと伺いました。
それを乗り越え、今現在は夫と幸せな海外生活をおくれるようになったのは、やはり彼女のバイタリティでしょう。物事を前向きにとらえる力、困難を楽しむ余裕が彼女にあったのです。
夢や憧れだけでは海外生活は難しいのです。しかし貴女にそれを乗り越えるパワーがあれば大丈夫です。彼女たちは海外へ行って、多くのものを得ました。そしてさらに素敵な女性になったと思います。
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